ピーズとは(中編)

何年か前に「ガチンコ」というTV番組があった。その番組内の企画の一つに漫才師を育てるってのがあった。今にして思えばあるある探検隊の人たちや、南海キャンディーズの片割れも出ていたように記憶している。


その企画の講師がオール巨人師匠で、「時は金なりって言うけど違うで、時は命やで」と駆け出し漫才師たちに説教していた。それを聞いたそのときの僕は、うーん巨人師匠だけはガチなのか演出なのかわからん・・・とのんきなことを考えていたわけだが、あれから数年やっとオレにも理解できた。


間違いなく時は命だ。僕らはその命を削って換金する。換金した円をピーズのCDに換える。
音楽を語る能力はないが、命のかけらと交換したピーズのCDについては語れる、語る権利がある。タイトルは同じ、でもみんなが買ったピーズのCDとは違うCDだ。


同じこと。
生きる意味?目的?どんな風に生きるべきか?そんなのシラネ。でも僕は間違いなく生きてて、それを語れるのは自分だけ。成功も失敗もすべて自分のもの、他人がなんて言おうが関係ない。なぜならそれは自分の命を削ったものだから。


うう、まとまんねー・・・orz、というわけで本稿は中編とします。